2019/9/12

#ダイエット学 (体温と生体リズム)

\二度と太らないダイエット学/
 
==管理栄養士がお伝えする==『体温と生体リズム』
 
 
体温は=ホメオスタシス(恒常性維持機能)のバロメーター!

人の体温は37℃を維持します。 平熱(体温)は、1日の中で変化は、約1℃以内で変動します。

さて、人の体温は、なぜ? 37℃に保たれているのでしょうか?

人は、体内でエネルギーを産生します。(代謝と言います) そして、そのエネルギーの約7割以上が体温維持に使われています。

ご質問1 :毎日三食!しっかり食べていますか?

食事で、食物(栄養)を食べる! この栄養をエネルギー(化学反応を起こす)に変えて日々活動しています。 仕事をする。運動をするなど。 しかし、もっと重要なのは生命を維持することです。 人が1日じっとしていても生命維持に体内ではエネルギーを熱に変えて体温維持します。(基礎代謝) 食事をすることとは、あなたの体温を維持する=生命維持する行為です。

ご質問2 :人の体温はどこで調節しているのでしょうか?

体温は脳にある「視床下部」という部位でコントロールされています。

夏は暑いから、顔が火照ってツヤっぽくなり、冬は寒いと顔が青白く見えることありませんか?

冬では、「寒さ」感じると、寒さの刺激が神経を通じて、脳の中にある「視床下部」に伝わります。 そして、視床下部から「寒い」に反応した指令が出され、神経を通って、視床下部が、血液の量をコントロール(皮膚の血管が細くして)し、皮膚から熱が逃げないように体温を調整します。

視床下部は、自律神経系の中枢であり、体温の標準となる温度(セットポイント)を決めて、常に体温を一定にするように働いています。 そして熱を作り出す(産熱)か、熱を放出する(放熱)かの指令が視床下部から出されます。 寒いときに体が震えるのは、筋肉を動かして体温を上げるため。 また寒いとき汗腺は閉じますが、逆に暑いときは、汗をかいて皮膚表面をぬらし、熱を逃がして体温を下げます。 これらの体温調節反応は、視床下部からの指令によって行われているのです。

確認! さて、あなたの体温は、○℃ですかぁ?