2019/1/10
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女性ホルモンとコレステロール |
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コレステロールって!悪者? 今回のテーマは、脂質の一種コレステロールです。 あなたにとって悪者!?のイメージですか。 ・・・ぅ~んっと!コレステロールは体にとって悪い働きをするのでしょうか? 【コレステロールの働き】 コレステローは体には無くてはならない重要な脂質の一種で、水に溶けない、体内で合成される化合物です。 『コレステロールは、生命維持に欠かせない重要な物質です!』 ・細胞膜の主要な構成成分です。 ・脳や肝臓、神経組織などに多く含まれています。 ・性ホルモンや副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)の原料 ・脂肪の消化吸収に関係する胆汁酸、ビタミンDの原料 体に必要なコレステロールの大部分は、体内で合成されます! 「内因性コレステロールといいます。」 内因性コレステロールは、1日に体重1kgあたり12~13 mg(体重 50 kg の人で 600~650 mg/日)産生されます。 (体内のコレステロール全体の70-80%を占め、主に肝臓で、体内で糖質や脂肪、タンパク質から生じたアセチルCoAにより合成されます。) よく、食事調査では、「食品のコレステロールはできるだけ摂るのを避けています!」と言いますが 食事から摂るコレステロールを「外因性コレステロール」といいます。 外因性コレステロールは、日本人の平均的な摂取量はおよそ300 mg/日で、性別および年齢によって200から400mg/日程度(全体の20-30%) さらに、 体は、食事からのコレステロールの摂取量が多い場合には、体内での合成量は少なくなるように調節され、反対に食事からのコレステロールの摂取量が少ない場合には、体内での合成量が多くなるように調節されています。 コレステロールの供給は常に一定に保たれるように調節されており、食事によるコレステロールの摂取量が血中コレステロール値に影響するという根拠は正確ではなくなりました。 管理栄養士&パーソナルトレーナー 林 栄次 |
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