ホリスティックコンディショニング とは |
HC(ホリスティックコンディショニング)とは、 『トレーニング効果を、最大限に引き出すためのコンディショニング法』 ホリスティックコンディショニングの最大の目的は、総括的にしっかりとトレーニングの指導が行えること また、お客様一人一人にマッチした運動指導サービスを提供することが目的です。 ① 筋弱化チェック(Non-Facilitation=筋の抑制) :動的(動作)および静的(姿勢)状態における筋弱化を分析する。 ② 筋弱化の修正(Facilitation=筋への促通) :ストレッチ、レジスタンストレーニング、バランスコンディショニング等により 筋のバランス修正を行い、運動前に運動できる良いコンディショニング状態にする。 ・「ホリスティック = Holistic」とは、総合的・包括的という意味します。 ・「コンディショニング = Conditioning」とは、身体の状態を良くするを意味します。 「HC=ホリスティックコンディショニング」とは、簡略に説明するならば、運動指導において、「神経-筋機能」・「関節機能」 を整えて、全身の ”筋の連動連鎖 ”および、” 関節機能の連鎖 ”を最適な状態にするために、さまざまな手技・テクニックを用いてアプローチするものです。 「神経-筋機能」や「関節機能」の異常・低下は、知らず知らずの間に、 「力をいれづらい」 「パワーが落ちる」 「スムースに身体が動かない」 「どこか動きがおかしい」 といった『筋弱化』(筋の抑制)を、運動の現場では誰もが経験していることでしょう。 自覚症状はなくても、パワーや可動性が落ちている場合があります。 これらの機能異常・低下を、ホリスティックコンディショニングな見地から判断し、 「なぜ筋が弱化するのか」 「なぜ関節が正常に動かないのか」といった根本原因を見出すことで、筋弱化の様々な要因を排除・修正・アプローチを行い、より自動的なトレーニング効果を、最大限に引き出すためのコンディショニング法であります。 従来にない運動指導方法を提唱(JHCA設立) HC(ホリスティックコンディショニング)とは、従来にない運動指導方法です。 日常動作のくせや環境・姿勢によって、身体のいろいろな部位の働きが正常に機能しなくなりやすい状態になります。 JHCAでは、これを運動、または日常動作の ”機能低下 ”と表現しております。 よく硬い筋肉・弱い筋肉と表現いたしますが、この機能低下により筋肉の反応は弱くなります。 すなわち『筋弱化』(筋肉への抑制)が起こりやすくなります。 運動を頑張ろう! トレーニングをやってみよう! と思っても、この筋弱化が起こった状態でエクササイズを行った場合は、運動効果も最大には出にくい場合があります。 さらには、運動障害やスポーツ障害になってしまい、運動で元気な身体づくりの目的が、逆に運動からと遠ざかるはめになる方も少なくはないでしょう。 特に、運動経験が少ないあるいは低体力の方々は、ほど筋弱化が多いことが知られています。 HC(ホリスティックコンディショニング)は、このように言ってみれば低体力の方々に、もっと!もっと! 運動を行ってもらいたい! 活動的になってもらいたい! また、フレイル傾向にある、身体の生体能力が落ちている方々にも、こころ(精神面)からも元気(積極的)になってもらうための、4つのコンディショニング方法で筋の機能を整えながら一人一人の体調(コンディション)に合わせた、細かい運動トレーニング指導のサービスを提供できるように能力を高める方法を習得できる内容になっております。 筋弱化(NonーFacilitation)とは 筋弱化により関節の安定性や姿勢、骨格が変化する。(下の図) HCによる筋弱化の修正方法 【4つのF】(functional) ① FNC(機能的神経-筋コンディショニング法) 神経-筋の反応が低下し、筋出力が弱くなる。筋力低下が生じる。 ⇒筋のアンバランスや姿勢の改善方法。動きやすい身体を手に入れられるコンディショニング方法です。 ② FJC(機能的関節コンディショニング法) 関節のポジションが崩れ周りにある固有受容器が反応し筋肉が弱くなる。 ⇒筋肉と同時に動く関節の機能の基本的コンディショニング方法です。 運動動作に関節のアプローチを加えることにより、劇的に運動効果があがることが感じられます。 ③ FMC(機能的メンタルコンディショニング法) メンタルの状態により姿勢の変位等で筋肉が弱くなる。 ④ FRC(機能的リカバリーコンディショニング法) ケガからの回復や栄養不良の状態等で筋肉が弱くなる。 ⇒人間の自律神経系・内臓・及びメンタリティーの基礎を学び、運動指導に取り入れます。 特に、ストレスによる内臓機能の低下が、運動効果や身体に与える影響が高いのは、 誰でも一度は聞いたことがあると思います。 どのように、運動場面に取り入れていくかが、今後一番重要なコンディショニングプログラムとなって 行くと考えております。 |
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